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たまには世界情勢の話でも


最近、「EU」の一件が話題がすごいですね。


どれくらいの影響が出るのかを個人的な解釈と説明を大雑把にやっていこうと思います。

まず

1:EUって何?

「ヨーロッパ連合(EuropaUnited)」の略であるのは有名ですが、元々は「国(EUの加盟国)の間で貿易を行う際の「関税」(ここ重要)を無くすことに重点を置いた連合のことですね。国が違うことからお金も違う、なので共通で使えるユーロ(地味に重要)という独特のお金が存在しているのもポイント。


2:なぜこんな話になったの?

 それは、キャメロン「元」首相(やめちゃったからね)が選挙の際の「公約」として掲げていたことが原因なんです。


3:なんで投票の話になったの?

 それは、「難民」の問題が大きいと言われてますね。実は、EUの定めた法律により(つい最近だったはず)難民を断ることができないというのができたためですね。しかも、イギリスは社会保障がとっても手厚く、難民の人が難民認定されると社会保障を受けられ、住居も提供される、医療の保証も受けれると最高の保護をされるとあって大人気。当然人が殺到。ここで問題がいくつか起こってしまった。

①:職の取り合いになる
 保証は受けれたとしても、金銭の問題が起こりますよね。当然、職を探すことになりますが、地元民との取り合いが起こり失業率に影響が起こり始めた。

②:財政の悪化
 上記で説明した色々な保障は当然「国の税金」。イギリスはそこまで裕福な国ではないという。
 ちょっと話がそれますが、イギリスの正式名称を知ってますか。「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(後はUKと表示)というように4つの国から(最初は3つだったが後から1つ加入したんだったかな)成り立っている国ですが、ちょっと前に独立で話題を呼んでいましたね。あれもお金がらみだったのも記憶に新しいところ。UKからスコットランドが独立しようとしたのは油田の問題があったから。UKには油田があるのですが、それはイギリスではなくスコットランドに属しているのだけど、利権をほとんどがイギリスが握っていたことによりそれに不満を持ったスコットランドが独立しようとしたのがきっかけだと言われてます。結果を言うと、独立は投票の結果、僅差でしなったです。
 と、話はそれましたが、そこまで経済に余裕はないというのがわかったと思います。だけど、難民を受け入れ財政が圧迫される状況が今後も続くとなると国が破綻する可能性すらある。

③:国そのものが無くなる影響
 難民が増えれば、治安の悪化につながるのはもちろん(実際犯罪が増加しているという)、難民の多くはイスラム人なのですが、このままだとイスラム人の割合がイギリス人を越える恐れすらあったという。このままではイギリスが無くなってしまう事態になりかねない。文化にまで影響が出てしまうという話も上がってますし。
 過激なイスラム人も中にはいて、法王に対して「イスラム教に改宗せよ」と声を揚げる人までいるという。


この難民問題を解決する方法がEUから独立をすることだったというわけなんだ。


4:それならやっぱり独立は正解だったのか。

 独立を推す人もいれば当然反対の人もいます。その理由として上記でいった「関税」の件です。
 イギリスに会社の拠点を置く企業が多く、日本は1000社近くが拠点を置いているという。他の国も置いているところもあり、ここで働くUKの人が約100万人いると言われてます。さて、独立したらどうなるかと言うと当然国の貿易で行う「関税」が復活。その費用は馬鹿にできないです。さて、独立するのには2年はかかるとと言われているのですが、その間に企業には決断を迫られることになります。ただ、ほとんどがUKから去るだろうとの予想がされ、もしほとんどの企業が撤退をするとなると単純に約100万人の人が職を失うというとんでもない事態に。そうすると経済の悪化につながり(今現在ポンドがどんどん下がってます。)物価が高くなる状況を生み出してしまうという可能性が出るということから、反対派はその事態は避けたいとして反対を唱えていました。
 投票前の世論調査では、反対派が多かったのですがね…。ちなみに若い世代であるほど反対していて、その逆が賛成が多かったという。


5:結果

 もうニュースで大々的に取り上げらていたので知っていると思いますが、「独立」が決まりましたね。結果、日本でも外国でも経済市場がとんでもないことに。とある証券会社に勤めている友人と話をした際に「ユーロを売りに出す注文が相次いでめちゃくちゃ忙しかった。」と言っていたので、もう引き返せない状況なんですが、先ほどニュースを見ていたら、再投票をしようと署名運動が起こっていて、270万人の人の署名が集まっているというニュースを見たのですが、個人的にはもう遅いと思いますね。
 ちょっと調べてみると有権者が4600万人、そのうち離脱に投票したというのが1740万人、反対が1610万人という僅差だったが賛成派の6分の1未満、有権者の15分の1ぐらい署名では流石に厳しいと思いますね。というよりイギリスは民主主義。国民で決めて政治を決めるというのが国民主義。それを覆すような行為はいささかどうなんですかね。というか仮に再投票して、反対派が勝ったらそれはそれで揉めるのが目に見えるのだけど。
 
 こう言ってはなんだけど、イギリスはもう腹をくくるしかないと思います。自分たちで投票で決めて出た結果なんだから受け入れるしかないと思う。そこからまた別の道を作っていくことが求められたと思って開き直るしかないですね。


 さて、日本の経済もどうなっていくことやら。これは企業の出方でどうなるか見えてくると思いますが、少なくとも良い影響はでるとは言えない状況ですね。

 今後の経済状況に注目ですね。



書いてたら1時間かかったからもう疲れたので休みます(ーー;)


ではでは(o・・o)/



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