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大切なこと

今日はもう更新しないつもりでしたが、気になるニュースがあったので。

中学生2人が電車にはねられ死亡 品川区
日本テレビ系(NNN) 5月9日(月)23時25分配信
 9日夜、東京・品川区の東急大井町線の駅で女子中学生2人が急行電車にはねられ、死亡した。警視庁は2人が飛び込み自殺した可能性が高いとみて調べている。

 警視庁などによると、9日午後7時20分頃、東京・品川区の東急大井町線荏原町駅で、いずれも区内に住む13歳の女子中学生2人が駅を通過しようとした上り急行電車にはねられ、死亡した。捜査関係者によると当時、2人は手をつないで電車に飛び込んだとの目撃情報もあるという。

 警視庁は、2人が飛び込み自殺をした可能性が高いとみて調べている。この影響で、東急大井町線は一部区間で約2時間にわたり運転を見合わせた。


 このようなニュースを見て真っ先に思うのが、助けられる人がいなかったのかということです。

 自殺の3大時期というのがあります。

 新学期の始まる4月と8月、そしてゴールデンウィーク明けの5月が3大時期となっているのはご存知だろうか。そうでなくても一部の児童・生徒の精神面での不安定な時期になる傾向が多いです。

 自殺というのは本当に日本人に多いのが特徴です。自殺の原因は様々ですが、人間関係がかなり要因になるのが児童・生徒の場合です。その場合、日本人と外国人ここではアメリカ人の考え方と比べると、アメリカ人の傾向として多いのが人間関係で困っている人物に自分から解決に向かう(良い意味でも悪い意味でも)のが多いのに対して、日本人は我慢、または一人でなんとかしようと思うという考えになる人が多いとされています。


 ここで私が触れておきたいのは、「逃げてもいい」ということです。

 こんな小さなところでの発信で申し訳ないが、それでもここに書きたい。

 「我慢する」、「自分でなんとかしようとする」はもちろん選択肢に含まれると思いますし、それで解決する場合もありますよ。ですが、最終的に「自殺」という選択を選ぶのは少し考えて欲しい。死ぬことを選ぶのが何が間違っていると自分が偉そうに言っても伝わらないし、それを選ぶほど本人自身が余裕が無いというのが自殺する人の心理だと思っています。
 だからこそ自分が伝えたいのは「自殺する勇気」を「逃げる勇気」に変えることができないか、ということです。

 こんなこと言ってはなんですが、自殺する勇気以上の勇気ってそうそう無いと思います。なんせ自分の「命」を使うのですから。その勇気よりも小さい勇気が「逃げる」というものだと思っています。
 逃げるのが恥ずかしいと思ったり、負けだと思うこともあるとは思います。だけど、それは「大切なこと」だと思うのですよ。

 ここでゴルゴ松本さんの言葉を拝借させてもらいますが、

 『逃げてもいいじゃないか、逃げて逃げて逃げまわっても、「逃」の漢字には「兆(きざし)」という漢字がある。逃げた先にきっと兆しが見えてくるはずだ。そして、そこから「挑め(のぞめ)」ばいい。』

 とてもいい言葉だと思いますね。もし、少しでも心残りがあるのならば逃げるのも悪くない。人間「逃げる」って大切だと思いますね。大人になってからしみじみ感じますよ。

 逃げたときに味方になってくれる仲間や大人がきっといます。確かに難しいことかもしれない。ですが、私が今まで様々な理由からそこから逃げたという人と関わった人もいるし、そして自分から前に進んでいった人とも関わったこともあります。だからこそ言えるのです。

 逃げてもいいのだと。

 そして逃げる際は後先は考えなくていい。まずは逃げてから考えていい。それが大切なんですね。





 最後に、この記事では2人の女子中学生が亡くなられた事を報道しています。この2人に黙祷をして締めたいと思います。2人の最期の会話や気持ちというのはどんなだったかわかりませんが、自分の思いとしては少しでも「希望」を持ってその身を投げ出したと思いたいです。そうでなくては悲しすぎる。



黙祷



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