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最近…


漫画って素晴らしい文化だと思っております。

自分自身漫画が好きで、1300冊ぐらいは集めてしまっています。


ですが、人気であればあるほど(もしくは有名であればあるほど)、大きな影響を与えることがあります。

時には社会現象だって起こします。


※ここから先は記憶と個人的意見で書かせてもらいますので、間違い等が出てくる可能性があるのであしからず。それと、内容が残虐性のある事件等が含まれますので、閲覧の際は注意をお願いします。






例えば、確か2006年頃だったと思います。場所は京都だった記憶があるのですが、ある一家の娘さんが父親を斧で殺害するという事件があったことを記憶しています。その娘さんはいわゆる引きこもりで、アニメ・漫画の影響で衝動的に父親を殺してしまった事件があったのですが、その作品がその当時テレビ放送されていた「ひぐらしのなく頃に」の影響だろうと言われ、実際にその娘さんの部屋からその漫画が出てきたことでワイドショーでも大きく取り上げられていました。そして、その影響によりその漫画は避難され、その地区のそのアニメの放送を事実上打ち切りになるという自体まで発生してしまいました。


しかし、逮捕された当時の娘さんの格好がテレビで報道されたときにネット上では


「あれ?その格好で捕まったっていうけど、もしかしてあの作品じゃないか?」

「確かにひぐらしは斧使わないし、多分あの作品だろ」


という話が上がりました。

自分はそのある作品のタイトルはお聞きしていますが、ここには載せません。

と、いう感じで全く関係ないものが巻き込まれる自体が起こってしまう場合があります。


と、ここで補足ですが「ひぐらしのなく頃に」は確かに殺人描写はあります。しかし、それは物語においてはそれが重要ではないんですよ。これは本当にきちんと全ての話を見て作品に評価をつけてほしい。


さて、なんでこんな記事を書いたのかと言いますと。



最近、「美味しんぼ」が話題になっていますね。

「美味しんぼ」の話において、福島県にいったらいきなり鼻血が出て、それは放射能が原因である、という話が描かれたことからこの騒動の発端になったというのです。

作者がこの話で言いたいのは「福島の真実」とお答えしております。

さて、この問題は国を巻き込みそうです。実際に、官房長官がこの話において言及していたりしています。


個人的な意見を書かせてもらいます。

この一件に関して評価をするならば、「福島の真実」ということですかね。自分自身は福島県に行ったことはないけれども、行ってすぐに鼻血が出るというのは流石におかしいとは思いますが、しかしこの国に「100%」福島県で過ごすにおいて、放射能の危険性が「0」という人はいるのでしょうか。「自分の県じゃないからいいや」という人もいるでしょうが、これは福島県の問題ではなく、「国」としての問題と捉えるべきでしょう。

しかし、こういっては悪いのですが誰かが批判覚悟で「話題」にしなければこの問題を意識する人がやはり減っていくのです。

こういった意味では、漫画を通してこういった話題をしたというのはやはり評価できると思うのです。

後、ひぐらしの一件でも言いましたが、調べてみるとこの「美味しんぼ」の作品の今の話が「福島編」らしいですね。ということは、話は終わっていないんですよ。この一部分だけ見て、評価をするのはまだ早いような気がしました。まずは、その話が終わってからでいいと思います。

しかし、その話が終わって結局のところ福島県は「危険」ですよというだけならそれは批判されるべきものだと思います。福島県はこんなことになりたくてなったわけではないということを作者さんはわかっていないことになる。本来なら批判されるべきところは「福島県」であってはならないと私は思うんですよ。もっと別なところにあると思います。


長ったらしく書いてしまいましたが、まだ早いということが言いたいのです。


後、付け加えていうことがあれば、有名だから叩かれるのはどうかと思いますけどね。

様々な漫画を読んできましたが、もっと規制ギリギリな作品はありますけどね。その知っている作品はもう終わった作品ではありますが、「美味しんぼ」よりも切り込んでますけどね。ちなみに原発関係ではないですよ。


知らないから評価できないのはしょうがないですが、もっとマスコミとかは視野を広げた報道をしてほしいんですよね。まるで有名どころだからここぞとばかりにやっているようにしか見えて残念でしかない。


とりあえず、個人的にはまだ静観していようと思います。


ではでは( ̄^ ̄)ゞ



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